微生物生態学会が関わった書籍に関する情報です。

微生物生態学会による書籍

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書籍:難培養微生物研究の最新技術Ⅲ ―微生物の生き様に迫り課題解決へ―

難培養微生物研究の最新技術Ⅲ ―微生物の生き様に迫り課題解決へ―   多くの微生物生態学会員が執筆した書籍が出版されました。   難培養微生物研究の基盤となる技術は、さまざまな微生物生態系や多様な微生物に適用され、メタ解析や大規模なゲノム情報の解析のみならず、生態系を構成する個々の微生物の機能や役割をも複合的に理解する研究が進展して、まさに環境中の微生物の生き様を解き明かすことに役立っています。これにより、微生物群集における微生物間の相互作用や宿主との共生、環境との相互作用と環境への影響、地球温暖化やエネルギー・環境保全・食糧といったわれわれ人類が抱える
Posted On 12 8月 2015
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海底マンガン鉱床の地球科学

丸山明彦会員が著者の一人である書籍「海底マンガン鉱床の地球科学」が出版されました。 海底のマンガン鉱床は、現世の海洋底に広範囲かつ大量に分布し,現在も成長しつづける貴重なレアメタル資源です。マンガン鉱床は海洋での物質循環に重要な役割を果たすと同時に、地球環境の変遷を記録しています。本書では地質学・資源学・地球化学・微生物学などからその実像を明らかにしています。微生物は酸化還元等の反応を通じて、さまざまな金属元素の循環にも影響をおよぼしていると考えられていますが、第5章では特にマンガンや鉄などの金属の循環に関わる微生物について説明されている数少ない日本語の教科書です
Posted On 06 3月 2015
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『生物の科学 遺伝』2014年11月号 特 集 地球温暖化と海洋微生物

『生物の科学 遺伝』2014年11月号 特 集 地球温暖化と海洋微生物 【特集にあたって】 地球温暖化関連物質と海洋微生物の関わり ─大きく変貌を遂げつつある最新の海洋微生物生態系像が明らかに 布浦 拓郎(海洋研究開発機構)・木庭 啓介(東京農工大学)・・・・・・・・・・・480   序 論 海洋における地球温暖化関連物質の分布 ─生物起源温暖化物質のメタンと一酸化二窒素 吉田 磨(酪農学園大学)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・482   Part 1 温暖化ガスCH4, N2Oと海洋微生物   海底堆積物中のメ
Posted On 08 10月 2014
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環境と微生物の事典

微生物生態学会メンバーが中心になり、環境微生物の書籍を出版しました。 地球上の様々な環境や人間生活との関わりについて、それぞれの専門家が2-4ページで簡潔かつ最新の情報を交えて執筆しました。是非ご一読ください。 [書籍紹介] 生命の進化の歴史の中で最も古い生命体であり,人間活動にとって欠かせない存在でありながら,微小ゆえに一般の人々からは気にかけられることの少ない存在「微生物」について,近年の分析技術の急激な進歩をふまえ,最新の科学的知見を集めて「環境」をテーマに解説した事典。水圏,土壌,極限環境,動植物,食品,医療など8つの大テーマにそって,1項目2~4頁程度の
Posted On 15 7月 2014
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『遺伝』9月号 特集 地球温暖化と土壌微生物

 『遺伝』9月号 に特集が組まれました。特集号はこちらから 特集号の目次: 【特集にあたって】 物質循環のミッシングリンクを解く微生物研究 南澤 究(東北大学)…………………………………544 序 論 土壌から発生する温室効果ガス―メタンと一酸化二窒素 秋山 博子(独立行政法人 農業環境技術研究所)…………………………………547 Part 1: 窒素代謝と温室効果ガスN2O マメ科植物根圏のN2Oパラドックス 南澤 究・森内 真人(東北大学)…………………………………552 ダイズ根粒菌の地理的多様性とN2O代謝 佐伯 雄一・城 惣吉(宮崎大学)……………………
Posted On 01 9月 2013