日本微生物生態学会 36巻2号 ハイライト

扉を拓く – 活躍する若手 微生物ダークマターを培養する         片山 泰樹(産業技術総合研究所) 候補門’Atribacteria’(旧名OP9)に属する細菌の純粋培養に初めて成功し,2020年12月にNature Communications誌で発表された片山先生に,いかにして微生物ダークマターたる候補門の扉を拓いたかについてご紹介いただきました。 世代を超えて 走馬灯のように                犬伏 和之 嫌気性菌におけるメタン生成と硫酸還元の競合関係など、水田土壌微生物の研究を牽引してらした犬伏先生に,フィリピンにある国際稲

日本微生物生態学会 36巻1号 ハイライト

総説 共生研究のためのモデル系:ホソヘリカメムシと Burkholderia の魅力竹下 和貴,石神 広太,Jang Seonghan,菊池 義智 多くの昆虫の体内外に存在している共生微生物は,不足する必須栄養素の供給など宿主昆虫の生存に必須の役割を果たしている。中でも絶対共生微生物は,ゲノム情報が気軽に利用できるようになった現在でも培養が困難である。本稿では,ホソヘリカメムシ-バークホルデリア腸内共生系モデルを用いて著者らが明らかにしてきた研究成果の一部を紹介する。 特集 新型コロナウイルス対応社会における研究のあり方を模索するキャリアパス・ダイバーシティ推進委