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「ちきゅう」により生命圏の限界域に迫る海底下微生物生態系を発見(Science_349)

概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構高知コア研究所の稲垣史生上席研究員らは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人高知大学、国立大学法人千葉大学、ブレーメン大学(ドイツ)、スイス連邦工科大学(スイス)、カリフォルニア工科大学(米国)、マサチューセッツ工科大学(米国)、クレイグベンター研究所(米国)等が参加する国際研究チームと共同で、地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第337次研究航海「下北八戸沖石炭層生命圏掘削」により青森県八戸市沖の約80kmの地点(水深1,180m)から採取された海底下2,466mまでの堆積物コアサンプ
Posted On 24 7月 2015
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持続的農業のための土壌病害研究シンポジウム開催のお知らせ(2015.11.05)

1)開催趣旨 これからの日本農業には減農薬を通した人間や環境に対する安全性の向上が強く求められている。また、国際競争力のある「攻めの農業」を展開するためにも、減農薬によるコスト削減を進める必要がある。特に有効な防除手段が少ない土壌病害については、上記のような要求を満たした上での早急な問題の解決が求められている。 減農薬・脱農薬のための技術開発の切り札として、有用微生物の機能を活用した病害防除研究が長年にわたり大きな期待を受けて行われてきたが、従来までの有用微生物・病原微生物・作物という単純な実験系からの解析・研究では実用化に耐え得る有用微生物の活用技術の開発は困難
Posted On 24 7月 2015

教員公募のお知らせ(助教or講師@福井県立大学海洋生物資源学部)

日本微生物生態学会会員の皆様 福井県立大学海洋生物資源学部では環境微生物学の専任教員(講師または助教)1名の公募を行っております。 詳細は福井県立大学の以下のサイトをご覧ください。 http://www.fpu.ac.jp/news/2015/07/001538.html 皆様からの応募をお待ちしております。 福井県立大学海洋生物資源学部 近藤竜二
Posted On 23 7月 2015

2015年微生物生態学会奨励賞:受賞理由と受賞者の声を公開しました

第一回微生物生態学会奨励賞(2015年)の受賞理由を公開しました。 また、受賞者である、石井聡氏(ミネソタ大学, Assistant Professor)と吉澤晋氏(東京大学大気海洋研究所講師)からの受賞コメントをいただきました。 こちらからご覧ください。
Posted On 13 7月 2015

2015年微生物生態学会奨励賞:受賞者の声(吉澤晋氏)

光と微生物の関係に魅せられて 吉澤 晋 はじめに、共同研究者および支援・アドバイス・叱咤激励してくださった数多くの方々に厚く御礼申し上げます<(_ _)>。 私が初めて微生物生態学会に参加したのは22回大会(2006年)で、博士課程の1年生の時だ。修士課程までは、ナノ、ピコ秒レベルの分光測定を得意とする物理化学研究室に所属していたため、微生態の定番手法であるDGGE、FISH、16S rRNAクローンニング法でさえ、その斬新さに衝撃を受けたのを鮮明に記憶している。分子生物学的手法を用いた研究発表に多くの人が目を輝かせていた時代ではあったが、私の研究テー
Posted On 13 7月 2015

2015微生物生態学会研究奨励賞:受賞者の声(石井聡氏)

受賞の言葉 石井 聡 この度は第一回日本微生物生態学会奨励賞を賜り、大変光栄であるとともに身の引き締まる思いです。選考委員の先生方をはじめ学会関係者の皆様、そして推薦してくださいました北海道大学大学院の岡部教授に厚く御礼申し上げます。また、受賞理由に挙りました研究をサポートしてくださいましたミネソタ大学Sadowsky教授、東京大学大学院妹尾教授、北海道大学大学院岡部教授および共同研究者の方々に深く感謝いたします。 私は微生物を利用した環境問題の解決に興味があり、この分野に足を踏み入れましたが、研究を進めるにつれ微生物生態学のおもしろさにも魅了されるようになりまし
Posted On 13 7月 2015

2015年微生物生態学会研究奨励賞:受賞理由(吉澤晋氏)

吉澤晋氏 東京大学大気海洋研究所、地球表層圏変動研究センター講師 吉澤氏は東京大学海洋研究所(現、大気海洋研究所)にて発光細菌に関する学位論文をまとめた後、同所およびMITにて海洋微生物の新たな光エネルギー利用機構である微生物型ロドプシンに関する研究を行ってきた。ロドプシンとはレチナール色素をクロモフォアとして持つ7回膜貫通型の光受容タンパクで、光センサーあるいは光駆動型のイオンポンプが知られる。後者の場合、光を受容することで細胞内から外にプロトンを排出し、内向きのプロトン駆動力を形成してATP合成を行う。2000年にメタゲノムを通じて発見されたプロテオロドプシン
Posted On 13 7月 2015

2015年微生物生態学会研究奨励賞:受賞理由(石井聡氏)

石井聡氏 Assistant Professor Department of Soil, Water, and Climate, and BioTechnology Institute, University of Minnesota 石井氏はアメリカミネソタ大学に博士課程の学生として滞在中、丹念なフィールドサンプリングを基礎にした研究、調査をもとに、大腸菌の環境中での動態についての研究をまとめ、博士号を取得した。この中で石井氏は大腸菌が土壌や藻類に付着することにより環境中で長期に生残あるいは増殖しうることを初めて証明し、大腸菌の分布が人間活動を反映したいわゆる糞
Posted On 13 7月 2015

日本ウイルス学会市民公開講座のお知らせ(2015.11.21)

第63回日本ウイルス学会学術集会 市民公開講座「ウイルスをもっと知ろう」 が開催されます。本講座は微生物生態学会が後援しています。 日時:2015年11月21日(土) 13:00〜15:00 場所:アクロス福岡 6回会議室607 プログラム: 1.海はウイルスで満ちている 吉田天士(京都大学・大学院農学研究科・海洋分子微生物学分野) 2.形から読むウイルス学 野田岳志(東京大学・医科学研究所・微細構造ウイルス学分野) 3.エボラ出血熱 〜西アフリカにおける史上最大のアウトブレイク〜 安田二朗(長崎大学・熱帯医学研究所・新興感染症学分野)
Posted On 11 7月 2015

植物微生物研究会第25回研究交流会のお知らせ(2015.9.14~16)

植物微生物研究会第25回研究交流会の参加・発表の受付を開始致しましたので、お知らせ致します。次のURLにアクセスし、お申し込み下さい。 http://www.kazusa.or.jp/workshop/PMI2015/index.html 交流会に関する主な情報は、次のとおりです。 会期:平成27年9月14日(月)~16日(水) 会場:つくば国際会議場 発表申し込み:平成27年8月7日(金) 締め切り 予約参加申し込み:平成267年8月28日(金) 締め切り 参加費:会員=3,000円 非会員=7,000円 懇親会:一般=5,000円 学生=3,000円 特別講演
Posted On 11 7月 2015

平成28年度研究船利用公募課題の募集(7/21午前9時必着:海洋研究開発機構)

平成28年度および平成29年度の海洋研究の実施にあたり、 国立研究開発法人海洋研究開発機構が運航する 「よこすか」、「かいれい」、「みらい」等を 利用する課題の公募についてお知らせいたします。 (募集期間) 平成27年7月1日(水)〜平成27年7月21日(火)(午前9時必着) 詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。 http://www.jamstec.go.jp/maritec/j/public_offering/application/2016/
Posted On 01 7月 2015