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海洋細菌で見つけた新しい光エネルギー利用機構 -塩化物イオンを輸送するポンプの発見- (PNAS, 2014年3月)

地球上のあらゆる生物はごく一部の例外を除けば太陽光のエネルギーに依存しています。しかしながら、太陽光をエネルギー源として利用する生物の全貌は実は良く分かっていません。近年、光が当たると細胞内から水素イオン(H+)を排出する光受容タンパク質(プロテオロドプシン)が海洋微生物から見つかり、クロロフィルを利用する光合成とは異なる光エネルギー利用機構として非常に注目されています。 これまで太陽の光エネルギーを利用している海洋生物は、クロロフィルを持つ光合成生物(植物プランクトンや植物)との考えが常識でした。しかし、10年ほど前にプロテオロドプシン(PR)と呼ばれるロドプシ
Posted On 26 3月 2014

名古屋大学大学院生命農学研究科 生物機構・機能科学専攻資源生物機能学講座(土壌生物化学研究分野)准教授の公募 のお知らせ

1. 選考方針 資源生物機能学講座は、生物とその生育環境をフィールドレベルから分子レベルまで総合的に研究することにより、資源生物の生産機能の開発・育成とその発現・制御および利用を目指しています。本講座は、園芸科学、植物病理学、土壌生物化学および植物遺伝育種学の4つの研究分野から構成されています。土壌生物化学研究分野は、大学院生命農学研究科および農学部において土壌学に関連する教育を担当するとともに、農地の保全と機能向上への貢献を目指し、生物学・化学の視点から、水田土壌を中心とした土壌生態系の解明に関する研究を行っています。今回公募する准教授には、土壌生物学、土壌化学
Posted On 20 3月 2014

大阪大学 産業科学研究所 教授公募(2分野)のお知らせ

大阪大学 産業科学研究所では、下記の通り、2分野において、教授の公募を行っておりますのでお知らせいたします。 詳細につきましては以下URLをご確認ください。 http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/jp/public/public_teacher.html ■公募1(生体分子制御科学研究分野) 【募集人員】教授 1名 【所属】大阪大学 産業科学研究所 生体分子制御科学研究分野(旧 生体情報制御学研究分野) 【研究分野の内容】 本研究分野では、様々な疾患の診断・予防・治療に資するため、広く生体中の病理現象を対象とし、ナノスコピックな生体分子の
Posted On 18 3月 2014

5th TKJ symposium 報告

本学会が韓国微生物学会(MSK)、台湾微生物生態学会(TSME)と共同で開催している国際微生物生態学シンポジウムは、日韓共同シンポから数えて5年目を迎え、The 5th Taiwan-Korea-Japan International Symposium on Microbial Ecology (TKJシンポ)として台湾国立中央大学(National Central University)を会場に2013年10月31日―11月2日の日程で開催されました。参加者総数は約200名、日本からの参加者は37名(そのうち学生会員は16名)が出席しました。招待講演者やそれぞ
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6th KJT symposiumとISME-15 (ソウル)のご案内

日本微生物生態学会が韓国微生物学会(MSK)、台湾微生物生態学会(TSME)と共同で開催している国際微生物生態学シンポジウムは、日韓共同 シンポから数えて6年目を迎え、今回はThe 6th Korea-Japan-Taiwan (KJT) International Symposium on Microbial Ecologyとして韓国で開催されます。 今年はちょうどISME15がソウルで開催されるため、MSKではこの共同シンポジウムをISME15のプレイベントとして位置づけて、 ISME15の前日(8月23日[土]、24日[日])にISME15と同じ会場(COE
Posted On 13 3月 2014