農研機構は、「農研機構 冬のオンライン一般公開 2024」をニコニコ生放送®にて開催しました。
以下2つのチャンネルで配信中(アーカイブ)です。(2025年12月20日まで)

<A チャンネル>
全国各地にある農研機構の研究所を紹介する「オール農研機構 列島リレー」をはじめ、生産現場の課題である気候変動や鳥害(カモ)に対する取り組み、スマート農機開発の最新情報、多収ダイズの新品種「そらシリーズ」などについてご紹介しています。

<B チャンネル>
土に潜み農作物の敵となる「線虫(センチュウ)」について、肉眼では見えにくいその生態を顕微鏡でライブ観察するとともに、わかりやすく解説(視聴者と研究者とのコメントが楽しめます)しています。

Aチャンネル https://live.nicovideo.jp/watch/lv346244891
Bチャンネル https://live.nicovideo.jp/watch/lv346252214

食と農の魅力をお伝えする様々な分野の研究を紹介しております。ぜひご覧ください!

生研支援センターでは、12月27日(金曜日)から「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」の公募を開始しました。
本事業は、スマート農業技術の開発及び供給を迅速かつ強力に推進するため、
様々な関係者が実施するスマート農業技術に係る研究開発・改良の取組を支援します。

■公募期間:2024年12月27日(金曜日)~2025年2月14日(金曜日)正午まで
■公募説明資料:2025年1月中旬生研支援センターのHPにて掲載予定

▼公募要領等の詳細情報は、下記URLをご参照ください。(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/offering/koubo/2024-3.html

【お問い合わせ先】
生物系特定産業技術研究支援センター (生研支援センター)
事業推進部 民間技術開発課(担当:鎌田、高橋)
E-mail : brain-smartagriweb@ml.affrc.go.jp

本学会員の国立研究開発法人 産業技術総合研究所 眞弓大介主任研究員らの研究成果がScience誌に掲載されました。地下環境を模擬する高圧培養装置を用いて、水素発生型共生細菌と水素資化性メタン生成菌を共培養することで、地下の生物起源メタンに特徴的な同位体平衡に近い安定同位体シグナルを再現することに成功しました。さらに、水素資化性メタン生成菌は熱分解起源メタンの安定同位体シグナルを生物起源メタンのものに上書き(再平衡化)することを明らかにしました。詳しくは下記論文や産業技術総合研究所のプレスリリースをチェックしてください。

論文題目:Hydrogenotrophic methanogens overwrite isotope signals in subsurface methane

著者:Daisuke Mayumi, Hideyuki Tamaki, Souichiro Kato, Kensuke Igarashi, Ellen Lalk, Yasunori Nishikawa , Hideki Minagawa, Tomoyuki Sato, Shuhei Ono, Yoichi Kamagata, Susumu Sakata

産業技術総合研究所のプレスリリース:https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2024/pr20241220/pr20241220.html

広島修道大学では、農学部(仮称)の2027年4月開設を予定しております。
それに伴い以下の科目の担当教員を公募することとなりましたのでお知らせします。

担当科目:「細胞生物学」
採用時期:2028年4月1日
応募締切:2025年2月28日(金)
URL
https://www.shudo-u.ac.jp/koubo/20241217-3.html

東北大学と海洋研究開発機構による世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)「変動海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)」では、
下記の公募を行っております。
詳しくは各リンク先をご参照ください。

■AIMEC研究員もしくはAIMECポストドクトラル研究員 1名(WAM24-004)
・海洋環境統合解析ユニット

日本語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/wpi20250126/
英語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/e/details/wpi20250126/

■AIMEC研究員もしくはAIMECポストドクトラル研究員 12名(WAM24-005)
・海洋環境統合解析ユニット
・生態複合研究ユニット
・沿岸生態系サービス研究ユニット
・海洋-固体地球変動統合研究ユニット
・海洋生物統合研究ユニット
・海洋微生物生態系変動研究ユニット
・海洋物質循環観測統合解析ユニット
・海洋地球システム統合数理解析ユニット
・海洋生態系モデリング評価研究ユニット

日本語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/wpi20250126_2/
英語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/e/details/wpi20250126_2/

■AIMEC研究員もしくはAIMECポストドクトラル研究員 1名(WAM24-006)
・沿岸生態系サービス研究ユニット

日本語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/wpi20250126_3/
英語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/e/details/wpi20250126_3/

※締め切りは、3公募とも、2025年1月26日(日)23時59分 (日本時間/JST)必着

【問い合わせ先】
変動海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)
研究推進企画部 採用担当
wpi-aimec_hr@jamstec.go.jp

浜松医科大学では微生物学・免疫学講座の教員追加公募を行うこととなりましたのでお知らせします。
詳細は以下よりご確認ください。

【公募詳細】
①機関・所属:浜松医科大学 医学部 微生物学・免疫学講座
②職名:教授(1名)
③公募締切:令和7年1月17日(金)正午まで(必着)
④リンク先URL:https://www.hama-med.ac.jp/jobs/biseibutu-menekigaku-kyoju.html
⑤担当窓口:浜松医科大学人事課任用係(TEL:053-435-2412,MAIL:ssn@hama-med.ac.jp)

日本微生物学連盟は、微生物学分野において、学術的に優れた一連の研究に基づく論文、著書等を発表し、
今後一層の活躍が期待できる本連盟加盟学術団体正会員(45 歳以下)に対し、2020年より野本賞を授与しています。
2025年度日本微生物学連盟「野本賞」募集についてご案内いたします。

2025年度日本微生物学連盟「野本賞」
1.微生物学分野カテゴリー
(1)病気と健康:ヒトや動物に病気を引き起こす微生物と腸内細菌等の健康に直結する微生物の基礎および応用研究
(2)生活への応用:ヒトの健康や生活に役立つ物質を生産する微生物の基礎および応用研究
(3)環境とエネルギー:環境保全、生態系、農業(植物病原菌を含む)、エネルギー生産に関わる微生物の基礎および応用研究

2.応募資格
日本微生物学連盟加盟学術団体の正会員であり、選考の行われる年度の 4 月 1 日現在で45歳以下の者とします。

3.締め切り
2025 年 2 月 28 日(金)必着

詳細は以下よりご確認ください。
http://fmsj.umin.jp/nomotosho.html

2025年度日本微生物学連盟「野本賞」募集要項
http://fmsj.umin.jp/2025_nomotosho.pdf

2025年度日本微生物学連盟「野本賞」応募書類
http://fmsj.umin.jp/nomotosho.docx

なお、賞の応募に当たっては会員個人によるもので当学会からの推薦は行いません。

国際原核生物命名規約(2008 年改訂)が 14 年ぶりに改訂され,新たな規約(2022 年
改訂)が発行されてから早くも 1 年が経ちました.この間にも,培養に基づく従来の分
類体系,培養が困難で正式な発表ができない原核生物に対する候補名 Candidatus とい
う概念の取り扱い,また規約とは別に未培養系統群を含むゲノム情報に基づいて命名す
るための SeqCode を取り巻く状況など,微生物分類の分野で日々熱い議論が交わされ
ています.ゲノム情報が蓄積することによって Genome Taxonomy Database(GTDB)
のようなデータベース構築が加速化しています.このことは細菌やアーキアを含む原核
生物のみならず,糸状菌や酵母などに代表される真核生物においても同様なことと思わ
れます.今回,それぞれの研究分野を牽引する先生方に最新の情報をご紹介いただき,
今後の微生物分類を見つめ直すきっかけになればと思い,本シンポジウムを企画いたし
ました.
最新情報は学会ホームページ(https://www.jsmrs.jp/)で随時更新していきますので,
ご確認くださいますようお願い致します.

日本微生物資源学会 微生物系統分類部会・公開シンポジウム実行委員会一同

日 時:2025 年 3 月 10 日(月)10:00-17:00
会 場:東京国際フォーラム ホール D5
参加費:無料(参加登録が必要です)
定 員:100 名 *満員になり次第受付を終了します

以下の参加登録フォームよりお申し込み下さい。(締切 2 月 28 日 金曜日)
https://forms.gle/irizfeChPJ8dEXVN8

お問い合わせ先:
理化学研究所バイオリソース研究センター微生物材料開発室 坂本光央
E-mail:sakamoto@riken.jp

日本微生物生態学会第36回大会において、2023年11月29日に開催された高校生による研究ポスター発表会を企画運営しました。11月末と遅い時期の開催でしたが、7校から24名の高校生が参加し、14演題の発表が行われました。1–2年生(19名)によるスタートしたばかりの研究や3年生による長期間に及ぶ研究の成果など多様な研究発表が揃いました。会場では、終始熱い議論が繰り広げられました。立候補いただきました学会本会員で構成される審査員に加えて、多数のポスドク研究員や博士課程の皆さんに若手審査員としてご協力頂きました。ポスター会場は熱い議論で賑わっていました。

 

<<演題と発表者>>

☆は審査員からのコメントです
*最優秀賞* HS_P8 ケイソウはスライドガラス上をどのように滑走するのか
山内 結衣 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校)

☆実験ノートに記載された、動画を見て動きを分類したデータがとてもよかった
== 最優秀賞受賞者の声==
学校にあるビオトープの水を観察していたとき、透明で中が茶色がかった得体の知れない微生物を偶然発見したことがきっかけで研究を始めました。微生物は小さくて観察や扱いにも慣れず大変ですが、顕微鏡を覗いたときの美しい世界に日々魅了されています。観察で得た記録やデータとずーっと睨めっこしながら分析し、様々な可能性を考えることに尽力したのですが、その観察の緻密さを評価していただけたことが嬉しかったです。今後は今までのような自由に発想する姿勢を大切にしつつ、より正確で定量的な研究になるよう努めていきたいと思います。

*優秀賞* HS_P13 未利用資源のピーナッツ殻をキノコ菌床に活用する研究
坂口陽葵、別府千歌、境あきら (広島県立西条農業高等学校)

☆産業廃棄物になっているピーナッツ殻に注目していて、かつ、実用的な結果が出ていて素晴らしい

*優秀賞*HS_P12 リン溶解菌の探索と実用化に向けた研究
賀紋諒太、鳫林琉生、上田怜空、森孔希 (広島県立西条農業高等学校)

☆たくさんあるデータをきちんと解釈していてとても好印象でした!

HS_P1 大貫谷公園微生物群集発見捕獲大作戦 その7
-環境が異なる6地点で採取した土壌真核微生物の相違
篠崎友音、長島暖、小澤森 (学校法人星槎 星槎高等学校 )

HS_P2 人工知能画像処理技術を用いた放線菌の探索
一真帆 (三田国際学園高等学校)

HS_P3 磁力を用いた新規放線菌の探索
倉橋佳希、飯田直生、柴山涼月 (三田国際学園高等学校)

HS_P4 Detection of butyrate from a Clostridium cluster I (Clostridium sensu stricto) strain, Clostridium tertium, under anaerobic condition
Mei Miyazaki(宮﨑萌衣) (山村国際高等学校)

HS_P5 カカオニブの経口摂取によるヘアレスマウスの日焼け予防効果
山口苺花 (山村国際高等学校)

HS_P6 新しい、役立つ微生物を発見したい
北山慶一、市川智也、寺岡天馬、難波智宏 (大阪明星学園明星高等学校)

HS_P7 ミジンコの生育条件による水の透明度上昇の効率化
笠井陽菜 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校)

HS_P9 グルメな微生物たち 学校の池にいる微生物たちは何を食べているの?
佐藤結夏、荒船心春 (東京都立調布北高校)

HS_P10 ビオチン生合成能を持つSaccharomyces 属のスクリーニングおよび製パン特性
栗本愛雅、伊藤潤、池本海翔、桑原悠希、中島啓汰、長手涼雅、信木公介 (東京農業大学第三高等学校)

HS_P11 シイタケ栽培環境下に存在する微生物系によるポリプロピレンの分解作用の検証
入田采子 (角川ドワンゴ学園N高等学校)

農林水産省では、先週閣議決定された令和6年度補正において、
新たに研究予算「スマート農業技術開発・供給加速化対策<https://www.affrc.maff.go.jp/docs/kaihatu_kyokyu_zigyo/index.html>」を計上しているところです。

本事業では、スマート農業技術活用促進法の基本方針に基づく重点開発目標に沿った研究開発を支援するとともに、
スマート農業技術の導入効果を着実に発揮させる栽培体系やサービス事業者を介した技術の運用方法等を検証し、標準化する取組を推進することとしています。

本事業の内容を周知するため、以下の日程でオンライン説明会を開催することとしました。
つきましては、本事業にご関心のある方はどなた様でもご参加可能ですので、期日(12月6日正午〆)までに申込みをいただきますようお願いいたします。

日時:12月9日(月曜日)
第1回13時30分から
第2回16時30分から(各90分程度(質疑応答含む))
※第1回と第2回は同じ内容ですので、いずれかを選択してください。
開催方法:オンライン(Microsoft Teams)
参加方法:お申込みいただいた方には前日までに参加リンクを配信します
→申込みページ<https://www.affrc.maff.go.jp/docs/kaihatu_kyokyu_zigyo/kaihatu_kyokyu_oshirase.html> からお申込みください。

<担当者>農水省研究推進課 西﨑、萓野、永田、増田、武内、菅井(03-3502-7437

AORI×JAMSTEC 「海と地球のシンポジウム2024」
【発表課題 募集中!】 登録締切:12/13(金)
詳しくはこちら↓↓↓
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2024/invitation.html
研究船等を利用された皆様、積極的に成果または概要報告をご発表ください。開催5周年記念 フォトコンテスト同時開催
航海に関連する素敵な1枚をご投稿ください、ご応募はこちら↓↓

https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2024/event.html

・開催日: 2025年3月12日(水)〜3月13日(木)
*懇親会:3/12 夕方に予定しています。
・開催方法:口頭発表、ポスター発表ともに実会場にて実施
・実会場:東京大学弥生キャンパス 弥生講堂

参加登録(無料)〆切:2025年2月21日(金)
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2024/entry.html

*懇親会参加ご希望の方:https://forms.gle/kj6XiA3suo1hzXFZ6
2025年2月21日(金)までにこちらのGoogleフォームよりお申し込みください。

※研究航海の成果について確認するため、研究船等を利用された皆様には

  本シンポジウムでの発表をお願いしております。

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海と地球のシンポジウム実行委員会
ocean.and.earth.symposium@jamstec.go.jp
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The fifth Multidisciplinary English Session was held at the 37th Annual JSME Meeting, featuring an invited speaker, Prof. Kasthuri Venkateswaran (NASA, Univ. North Dakota), and 12 contributed presentations. We were pleased to have a series of exciting presentations covering a wide range of topics, as well as lively discussions with a large number of participants.
We would like to express our gratitude to all who participated in the session as speakers and audience, as well as to the judges for their valuable contributions.

Convenor: Yukihiro Kinjo
JSME Committee for the Promotion of Diversity and Career Development

The winner of the Excellent Presentation Award for PhD Holders

Ben E. Clifton (OIST)
Title: The ultrahigh-affinity transport proteins of SAR11 marine bacteria

The winner of the Excellent Presentation Award for PhD Students

Md. Samiul Islam (Hokkaido University, AIST)
Title: Isolation of a novel soil ultramicrobacterium from the rarely cultured Verrucomicrobiota phylum

The winner of the Excellent Presentation Award for Master’s Students

Akito Shima (OIST, Kyushu University)
Title: New Mollicutes with reduced genomes discovered from coral metagenomes