東京大学微生物科学イノベーション連携研究機構では、微生物関連の学協会・企業等の研究者が一堂に会して6日間にわたりシンポジウム・交流企画を行う「微生物ウィーク」を開催します。現在の我が国の微生物研究を俯瞰するとともに、分野を超えた新たな学知創出を目指します。

 日程:2025728日(月)~82日(土)
 場所:東京大学農学部弥生講堂・アネックス
   農学部2号館化学第一講義室
参加費:無料
参加申込:事前登録制
登録フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdYjhensglR5-Riw9tMqbmDoLM9kG2037gBXAbS4HwnIU6TLQ/viewform

プログラム等の詳細は微生物ウィーク2025ウェブサイトをご覧ください。
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/criim2018/event/202507/

 730日(水)には日本微生物生態学会と日本ウイルス学会とのジョイントシンポジウム「環境と病の狭間で:微生物の一員としてのウイルスを再考する」も予定されています。

 

日本微生物生態学会は、会則附則 6 に基づき日本微生物生態学会学会賞、日本微生物生態学会奨励賞、日本
微生物生態学会若手賞 (以下、学会賞、奨励賞、若手賞) を授与します。学会賞は微生物生態学分野における
顕著な学術的業績を有する他、本学会の発展・運営へ大きく貢献し、今後の微生物生態学分野のさらなる発展に
向けたリーダーシップが期待される正会員を授賞対象者とします。奨励賞は海外における Young Scientist
Award に相当します。具体的には、微生物生態学会がカバーする様々な学術領域において、「学術的に優れた一
連の研究に基づく論文を発表し、正会員として本学会の諸活動にも貢献し、今後一層の活躍が期待できる若手研
究者」を広く授賞対象者とします。また、さらなる若手研究者の奨励を目指して昨年度から若手賞を創設しました。
若手賞授賞の選考基準は上記奨励賞と同様ですが、若手賞の授賞対象者は原則として学位取得後 8 年以内の
研究者、奨励賞の授賞対象者は原則として学位取得後 8 年から 18 年以内の研究者とすることで、より多くの若
手研究者、特に学位取得後間もない研究者に対して受賞機会を拡大します。

今回、下記の要領で第 4 回学会賞、第 12 回奨励賞、ならびに第 4 回若手賞授賞候補者の推薦を募集いたしま
すので、多くの皆様からの積極的なご応募をお待ちしています。応募内容は各賞選考委員会において厳正に検討
され、最終的に若干名の各賞授賞候補者を決定いたします。

【提出資料】
(1) 推薦者の氏名、所属、連絡先(自薦の場合は不要)
(2) 被推薦者の氏名、年齢(生年月日)、所属、職名、連絡先、学部以降の略歴・学位取得年・職歴および推薦対
象とする賞の種類
(3) 被推薦者の日本微生物生態学会に関する情報(入会年、会員番号、主な活動実績(役職、企画等)),
Microbes and Environments および日本微生物生態学会誌発表論文数
(4) 被推薦者の論文出版状況が分かるウェブサイトがあればその URL
(5) 推薦理由書(1000 字以内)
(6) 研究内容説明書(2000 字以内、研究内容全体を表す題目を冒頭に付してください)
(7) 業績(査読付き原著論文、総説、著書、国際学会発表、招待講演など)リスト。本推薦の研究内容に関連する
ものに○を付し、査読付き原著論文には被引用数(WoS や Scopus など使用したデータベース名を明記すること)
を記す。
(8) 特筆すべき関連業績 5 編以内(業績リストに◎を付す)の別刷り

以上(1)〜(8)を PDF 形式の電子ファイル(ファイルサイズは 10Mb 以内)としてとりまとめたものを日本微生物生
態学会事務局のメールアドレスにお送りください。

【締切り】
令和 8 年 1 月 31 日(土)(必着)

【問合せ先】
日本微生物生態学会事務局 office[at]microbial-ecology.jp
([at]は@マークで置き換えてください

学会員の皆様へ

日頃より本学会の活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

5学会の共同編集学術誌であるMicrobes and Environmentsの国際的な認知度の向上を目指し、2023年度から2027年度の5年間にわたり「独創的論文・研究者の取り込み強化と掲載論文の社会的発信力向上によるリ・ブランディング活動を通じたMicrobes and Environment 誌の新たな国際情報発信強化」という取り組みで日本学術振興会から科学研究費補助金(研究成果公開促進費・国際情報発信強化)の補助を受けています。

このたび当事業の中間評価が行われ、論文の社会的注目度を示すAltmetrics 値の向上、国際的な共同査読システムPCI Microbiologyへの参加、特集号の発行などが高く評価され、A評価をいただくことができました。引き続き、編集委員会を中心に本取り組みを推進してまいります。今後とも、共同編集学会員の皆様からのMicrobes and Environmentsへの論文の投稿をお待ちしております。

日本微生物生態学会 会長 二又裕之

 

東京大学大気海洋研究所と海洋研究開発機構は、研究船等を利用して得られた成果の報告会として
「海と地球のシンポジウム2025」を2026年3月10日〜11日に開催します。
研究船等を利用された皆様、こちらのシンポジウムにて航海速報や研究成果などをご発表ください。
また多くの皆様のご参加をお待ちしております。

「海と地球のシンポジウム2025」
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2025/

・開催日時:1日目 2026年3月10日(火)
      2日目 2026年3月11日(水)
      *3/10(1日目)の夕方に懇親会を予定してま
      *2日目の閉会式に”学生優秀発表賞”の表彰式を行う予定です。
・会場:東京大学弥生キャンパス 弥生講堂

〇発表課題登録〆切まであと5日!:下記ホームページより登録をお願いします。
主席研究員・首席研究者および乗船課題に関係する研究者の皆さま、発表課題のご応募をお待ちしております。

・締切:2025年12月12日(金)
・応募方法:下記の「発表課題募集」ページにて応募フォームを使用してご応募ください。
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2025/invitation.html

      Confitアカウントにてログイン後、参加区分等を指定し、登録を完了させてください。
      登録完了後に、自動送信にて参加に関する確認メールが届きます。

※上記のHPにて同時に「参加登録」および「懇親会の参加登録」ができます。

〇懇親会の参加登録:以下Googleフォームから直接「参加登録」も可能です。
 https://forms.gle/ARySLEduEtiRiy6G9
   Google フォームに必要事項をご記載の上ご投稿ください。
   完了後、自動送信にて懇親会参加に関する確認メールが届きます。

国立研究開発法人海洋研究開発機構では、下記の公募を行っております。

超先鋭研究開発部門 超先鋭研究開発プログラム
特任研究員もしくはポストドクトラル研究員 公募
募集人員 1名
※締め切りは、2025年12月24日(水) 23時59分 (日本時間/JST)必着

詳しくはリンク先をご参照ください。
■日本語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/sugar20251224/
■英語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/e/details/sugar20251224/

【問い合わせ先】
国立研究開発法人海洋研究開発機構
管理部門人事部人事任用課 採用担当
recruit-app@jamstec.go.jp

Asia-Pacific Biofilms 2026 invites the submission of abstracts on all aspects of biofilm research. Highlighted topics for consideration include:
(1) Bioinformatic analysis of biofilms;
(2) Mechanisms of biofilm development and antimicrobial resistance;
(3) Biofilm control and novel therapeutic strategies;
(4) Communication and signaling factors in biofilms;
(5) Rapid detection and diagnostic applications for biofilm forming bacteria;
(6) Virulence and toxins in clinical biofilms;
(7) Evolution and stress tolerance in biofilms;
(8) Industrial, environmental and applied biofilms research.

The conference will feature three outstanding plenary speakers in the field:

Gordon Ramage speaking about “The Clinical Impact of Fungal and Interkingdom Biofilms”

Cynthia Whitchurch FAA with a talk entitled “When death becomes a biofilm: autolytic programmed cell death in biofilms”

Marvin Whiteley TBD

The link for registrations and abstract submissions can be found
here: https://www.asiapacificbiofilms.org/2026/.

Early Abstract Submission Deadline: December 15, 2025
Abstracts submitted by this date will receive notification of acceptance for either a talk or poster before the end of the year.

Final Abstract Submission Deadline: February 14th, 2026
Submissions will continue to be accepted until this date, but early submissions are strongly encouraged. Abstracts submitted by this date will receive notification of acceptance for either a talk or poster by the 1st of March.

東京大学大気海洋研究所と海洋研究開発機構は、研究船等を利用して得られた成果の報告会として
「海と地球のシンポジウム2025」を2026年3月10日〜11日に開催します。
研究船等を利用された皆様、こちらのシンポジウムにて航海速報や研究成果などをご発表ください。
また多くの皆様のご参加をお待ちしております。

「海と地球のシンポジウム2025」
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2025/

・開催日時:1日目 2026年3月10日(火)
      2日目 2026年3月11日(水)
      *3/10(1日目)の夕方に懇親会を予定してます
      *2日目の閉会式に”学生優秀発表賞”の表彰式を行う予定です。
・会場:東京大学弥生キャンパス 弥生講堂

〇発表課題登録〆切まであと1か月!:下記ホームページより登録をお願いします。
主席研究員・首席研究者および乗船課題に関係する研究者の皆さま、発表課題のご応募をお待ちしております。

・締切:2025年12月12日(金)
・応募方法:下記の「発表課題募集」ページにて応募フォームを使用してご応募ください。
    https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2025/invitation.html
      Confitアカウントにてログイン後、参加区分等を指定し、登録を完了させてください。
      登録完了後に、自動送信にて参加に関する確認メールが届きます。

※上記のHPにて同時に「参加登録」および「懇親会の参加登録」ができます。

〇懇親会の参加登録:以下Googleフォームから直接「参加登録」も可能です。
    https://forms.gle/ARySLEduEtiRiy6G9
      Google フォームに必要事項をご記載の上ご投稿ください。
      完了後、自動送信にて懇親会参加に関する確認メールが届きます。

総説

「メタンハイドレート賦在域海底における好気・嫌気メタン酸化の共存―メタン動態と生物群集へのインパクト―」

堀 知行、太田 雄貴、宮嶋 佑典、井口 亮、塚崎 あゆみ、鈴木 淳、鈴村 昌弘、青柳 智、吉岡 秀佳

海底での好気・嫌気メタン酸化菌について、13Cトレーサー培養試験+rRNA-SIP、脂質-SIPでメタ同定することで、ANME-1とANME-2などの古細菌がそれぞれのニッチを形成して棲み分けしながら嫌気メタン酸化へ中核的に関与していること、Methylococcaceae科細菌がメタン消費に重要な役割を担っていることを発見、微生物の共存戦略が底生動物群集にまで影響することも明らかにした研究事例について紹介している。

 

「深海氷層堆積物の微生物生態学研究」

小林 香苗、平岡 聡史、野牧 秀隆

深海堆積物微生物叢に関する包括的な総説として、環境特性からサンプリング手法、微生物の分離培養・シーケンス解析、化学勾配解析、窒素循環への寄与まで体系的に紹介されている。深海底は海洋底の9割以上を占める広大な環境でありながら、観測・調査が容易ではない環境であり、その場の理解、ひいては全球規模での物質循環への寄与の解明につなげていくには、微生物学・地球化学・モデリングなどにまたがる学際的なアプローチの必要性を強調している。

 

「マイコプラズマ属名変更の論争」

柿澤 茂行、水谷 雅希

マイコプラズマおよびその類縁細菌について新たな学名が提案され、新名称の意義や名称変更に伴う問題点について専門家間で意見が対立している現状を分かりやすく概説している。現在でも議論が続いて明確な決着には至っていないが、日本マイコプラズマ学会学術集会では「和名・属名ともにマイコプラズマ(Mycoplasma)を使い続けても問題ない」との見解を示している。ICSP Mollicutes Taxonomy班や国際マイコプラズマ学会でも継続的に議論が行われており、今後の動向が注目される。

 

世代を超えて

「10代の人間はなにを求めているのか?」

鈴木 聡

ここ数年、高校生を対象に進学や大学についての講演をしている鈴木先生。その経験を通じて、将来に不安を抱く学生が一定数存在することを実感している。特に興味深いのは、現代の10代には「妄想」すらしたことがない学生が増えているのではないかという指摘である。肉体的には自然に成長を遂げる10代であるが、真の意味での「頭脳大人」になるためには、まず彼らに”思い浮かべる”行為そのものを教える必要があると著者は考えている。そして、10代の若者たちが豊かな妄想と想像力を持って未来を描けるようになってほしいという願いで文章を締めくくっている。

 

リサーチ最前線

日本微生物生態学会第37回大会のポスター賞受賞者のコメントを掲載しています。

国立研究開発法人海洋研究開発機構では、下記の公募を行っております。

超先鋭研究開発部門 高知コア研究所 物質科学研究グループ
ポストドクトラル研究員 公募
募集人数 1名
※締め切りは、2025年12月2日(火) 23時59分 (日本時間/JST)必着

詳しくはリンク先をご参照ください。
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/kochi20251202/

【問い合わせ先】
国立研究開発法人海洋研究開発機構
管理部門人事部人事任用課 採用担当
recruit-app@jamstec.go.jp

生研支援センターでは、幅広い分野から優れた研究課題を提案していただくことを目的に、令和8年度予算概算要求に基づいた公募事業の概要や応募に当たっての留意点、委託費の使用等に関する留意点や、研究活動における不正行為の防止等について、動画で説明するとともに、個別相談を実施します。ぜひご覧ください。

▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/event/172251.html

【動画掲載期間】
令和7年10月31日(金曜日)~
上記生研支援センターウェブサイト上に説明動画・資料を掲載しております。

【説明内容一覧】
(1)『「知」の集積と活用の場』及び令和8年度予算概算要求について
(2)オープンイノベーション研究・実用化推進事業の概要及び応募に当たっての留意点
(3)スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)の概要及び応募に当たっての留意点
(4)スマート農業技術の開発・供給促進事業の概要及び応募に当たっての留意点
(5)委託費の使用等に関する留意点
(6)研究活動における不正行為の防止

【個別相談】
申込受付期間:令和7年10月31日(金曜日)~12月11日(木曜日)17:00
※定員に達し次第締め切り
実施日:令和7年11月10日(月曜日)・17日(月曜日)・12月8日(月曜日)・15日(月曜日)・18日(木曜日)
申込方法:上記生研支援センターウェブサイト上の申込フォームからお申込みください。

【問い合わせ先】
生研支援センター企画課 岡本・稲田・永井
E-mail: brainki1@ml.affrc.go.jp

Dear Japanese Society of Microbial Ecology (JSME) members,

Warm greetings from Seoul.

We are pleased to inform you that the 11th International Human Microbiome Consortium (IHMC 2026 Seoul) will be held from June 3–5, 2026, at COEX, Seoul, Korea, under the theme “Interdisciplinary Horizons in Microbiome Connections.”

Please visit the official website and do not hesitate to contact us with any inquiries.
The official website: www.ihmc2026seoul.com

Thank you very much for your kind support, and we look forward to welcoming you in 2026.

With best regards,
The IHMC 2026 Seoul Secretariat

この度、東京大学大気海洋研究所(AORI)と海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、
JAMSTECが運用する研究船等を利用して得られた研究や技術開発の成果報告会として、
下記のとおり、「海と地球のシンポジウム2025」を開催いたします。

研究船等を利用して研究をされている方は、ぜひご発表いただきたくお願い申し上げます。
また多くの皆様のご参加もお待ちしております。

「海と地球のシンポジウム2025」
https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2025/
◾️開催日時:1日目 2026年3月10日(火)
       2日目 2026年3月11日(水)
      *1日目の夕方に懇親会を予定してます。
      *2日目の閉会式に”学生優秀発表賞”の表彰式を行う予定です。
◾️会場:東京大学弥生キャンパス 弥生講堂

◾️発表を希望される方へ
「発表課題登録」を行っていただきたく、以下のWebページからアクセスしていただき、
 発表課題のご登録をお願いします。主席研究者・首席研究者および乗船課題に関係する
 研究者の皆さまの積極的なご応募をお待ちしております。

【発表課題登録】
・募集期間:2025年9月3日(水)〜12月12日(金)
・応募方法:下記の「発表課題募集」ページにある応募フォームからご応募ください。
      https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2025/invitation.html
      ※Confitアカウントにてログイン後、参加区分等を指定し、登録を完了させてください。
       完了後、自動送信にて参加に関する確認メールが届きます。

【参加登録および懇親会への参加登録】
・登録期間:2025年9月3日(水)〜2026年2月20日(金)
・登録方法:下記の「参加登録」ページにある応募フォームからそれぞれご登録ください。
      https://www.jamstec.go.jp/j/pr-event/ocean-and-earth2025/entry.html
      ※完了後、自動送信にて懇親会参加に関する確認メールが届きます。

日本乳酸菌学会泊まり込みセミナーは、2012年度より、特に若手研究者や学生の交流・育成を目的とした泊まり込み形式で企画・開催してまいりました。
本年度は、初めての北陸地方、富山県で開催する運びとなり、本学会員に限らず広く参加を募っております。

開催概要は以下の通りです。
____________________________________________________________________

【対象セミナー】 2025年度日本乳酸菌学会泊まり込みセミナー
【開催日時】 2025年11月13日(木)14時00分~ 14日(金)12時00分
【会場】 なだうら温泉 元湯 磯波風(富山県氷見市)
【案内サイト】 2025年度日本乳酸菌学会泊まり込みセミナー – 日本乳酸菌学会:Japan Society for Lactic Acid Bacteria
【問合せ先】 2025年度日本乳酸菌学会泊まり込みセミナー実行委員会
E-mail: tomari@jslab-nyusankin.jp
____________________________________________________________________