東京大学微生物科学イノベーション連携研究機構では、微生物関連の学協会・企業等の研究者が一堂に会して6日間にわたりシンポジウム・交流企画を行う「微生物ウィーク」を開催します。現在の我が国の微生物研究を俯瞰するとともに、分野を超えた新たな学知創出を目指します。

 日程:2025728日(月)~82日(土)
 場所:東京大学農学部弥生講堂・アネックス
   農学部2号館化学第一講義室
参加費:無料
参加申込:事前登録制
登録フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdYjhensglR5-Riw9tMqbmDoLM9kG2037gBXAbS4HwnIU6TLQ/viewform

プログラム等の詳細は微生物ウィーク2025ウェブサイトをご覧ください。
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/criim2018/event/202507/

 730日(水)には日本微生物生態学会と日本ウイルス学会とのジョイントシンポジウム「環境と病の狭間で:微生物の一員としてのウイルスを再考する」も予定されています。

 

日本微生物生態学会第36回大会において、2023年11月29日に開催された高校生による研究ポスター発表会を企画運営しました。11月末と遅い時期の開催でしたが、7校から24名の高校生が参加し、14演題の発表が行われました。1–2年生(19名)によるスタートしたばかりの研究や3年生による長期間に及ぶ研究の成果など多様な研究発表が揃いました。会場では、終始熱い議論が繰り広げられました。立候補いただきました学会本会員で構成される審査員に加えて、多数のポスドク研究員や博士課程の皆さんに若手審査員としてご協力頂きました。ポスター会場は熱い議論で賑わっていました。

<<演題と発表者>>

☆は審査員からのコメントです

*最優秀賞* 棲息地の環境要因を通じて陸生クマムシの生存戦略を明らかにする
溝口 元気 (芝高等学校)

☆自らの好奇心が研究の原動力となり、精緻な調査とデータ整理がなされている

== 最優秀賞受賞者の声==

顕微鏡下の姿は可愛らしいのに「世界最強の生物」と言われるクマムシの生存戦略に関心を持ちました。そこで、棲息地内の生態系への環境要因を実証調査により評価し、固有の耐性との関係を明らかにしたいと考えました。当初は、都心で安全かつ継続的に棲息調査地を確保することに苦慮しました。しかし、様々な支援により約15ヶ月の調査を続けることができ、四季を通じたプロファイルが可能となりました。初めての学会では、緊張以上に楽しさを経験させて頂き感謝申し上げます。多くのご質問を頂き意見交換を対面で行えたことで、研究の精度を向上させるヒントや方向性を学べる一日となりました。この経験を今後の研究に活かし精進する所存です。

 

*優秀賞* 人工知能画像処理技術に基づく放線菌の探索方法

鬼頭紬、最勝寺泉紀、一真帆 (三田国際学園高等学校)

☆最新の技術を用いて実験の効率化を目指すトレンド感のある研究

 

*優秀賞* Pseudomonas属菌の光受容による気泡発生についての探索的研究

兼平修汰 (東京学芸大学附属高等学校)

☆実験中の気付きから研究を発展させており、研究視点が優れている

 

酸性雨から地球を守る微生物の活動
大西杜有子 (お茶の水女子大学附属高等学校)
産膜酵母の肥料化
草野良佳 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校)
松脂が藻と環境に与える影響
長谷川莉里香 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校)
大貫谷公園微生物群集発見捕獲大作戦 その6 ー土壌に観られた真核微生物は鉱物の鎧をまとっている
三宅鴻太郎、久喜 若奈 (学校法人星槎 星槎高等学校)
磁性細菌の習性を持つ放線菌に関する研究
倉橋佳希、飯田直生、柴山涼月 (三田国際学園高等学校)
ミドリムシとの共培養による放線菌の新規化合物の探索
早田茂、王新智、藤田謙心 (三田国際学園高等学校)
放線菌への光刺激による新規化合物の探索
久保理暖、諸我桜子、梁取邦雄 (三田国際学園高等学校)
フラクトオリゴ糖で増加する短鎖脂肪酸生産菌の培養と検出
竹内愛惺、川口秀翔、林寛人 (山村国際高等学校)
カカオポリフェノールの経口摂取によるヘアレスマウスの日焼け予防効果
塩田はな (山村国際高等学校)
ペーパーディスク法によるハンドソープの手指細菌におよぼす抗菌効果
宮﨑萌衣 (山村国際高等学校)
シマミミズの油分に対する摂食行動と土壌中細菌の関係の探究
陳志宇 (東京学芸大学附属高等学校)

 

2024年11月30日(土曜日)茨城県自然博物館にて、日本微生物生態学会・日本菌学会・博物館の共催による微生物観察会を実施しました。第13回となる観察会では34名が参加されました。募集枠に対して3倍近くの皆様に応募していただきました。多数の応募をありがとうございました。

微生物観察会『みてみよう!いきものミクロ☆たんけん隊』

身近な微生物に関するクイズに始まり、小学生だけではなく保護者の方々も微生物観察会が楽しみになってきました。

観察会では、滝本裕也先生が、ヒトの体に棲んでいる微生物、普段の口にする食べ物にまつわる微生物、生活に欠かせないけど間近に見ることは少ない水質浄化に関する微生物の話などをイラストや写真を交えてわかりやすく解説してくださいました。

健康なヒトの体にも微生物がいることを解説してくださる滝本先生

 

微生物と関連する身近な食材

 

水質浄化に使われる新鮮な活性汚泥

 

《グラム染色実験》

無色透明な細菌を細胞の性質によって異なる色に着色する染色方法により染色しました。3つの試薬をじゅんばん通りに使って、顕微鏡観察用のプレパラート作りを行いました。こぼさないように気をつけたり、染色した細菌が流れ落ちないように慎重に水で染色液を流したりと初めての作業に奮闘しました。色のついた細菌がきれいに見えるでしょうか?顕微鏡のピントを合わせるのも慣れが必要です。

染色液を水で洗い流す作業。慎重に水をかけることが大切です。

細菌は何色に染まっていたでしょうか?

ボランティアスタッフの大学院生に手伝ってもらいながら作業を進めます。

全体に作業方法をデモンストレーションするボランティアスタッフ

公募人員:准教授またはテニュアトラック付き助教 1名(女性限定)

詳細につきましては、以下のリンク先をご参照ください。
https://www.ees.hokudai.ac.jp/ees/wp-content/uploads/2026/06/chikyuukankyo_rikuikiseitai_20270401.pdf

地球環境科学研究院ホームページ:https://www.ees.hokudai.ac.jp/

団体名:北海道大学 低温科学研究所

募集職種:教授(女性限定)
なお、本公募に関しては、採用後、採用された方と連携して研究・教育に従事する助教人事も実施する予定です。

募集分野:寒冷圏・低温の生命現象に関連する生物学

応募締切日:令和8年9月15日

着任時期:令和9年4月1日以降なるべく早い時期

本公募の詳細に関しては以下をご覧ください。
https://www2.lowtem.hokudai.ac.jp/koubo/w96.pdf
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D126051222

問い合わせ先:北海道大学・低温科学研究所 教授 田中亮一
rtanaka@lowtem.hokudai.ac.jp

国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)は、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)において、令和9年度の研究提案を令和8年8月より募集する予定です。
皆様からのご応募をお待ちしております。

【募集期間】 令和8年8月18日(火)~令和8年10月19日(月)正午(予定)
※最新情報は、随時公式サイトにて掲載いたします
トップページ: https://www.jst.go.jp/global/
公募ページ: https://www.jst.go.jp/global/koubo/index.html

本プログラムは、科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省・外務省の支援のもと、JSTと独立行政法人 国際協力機構(JICA)が連携して実施するものです。
開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。

本プログラムでは地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術を獲得することや、これらを通じたイノベーションの創出を目的としています。
また、その国際共同研究を通じて開発途上国の自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。

SATREPSはODAとの連携事業です。
相手国研究機関から相手国のODA担当省庁を通じ、日本政府に対する技術協力要請が行われる必要があります。技術協力要請書の受付は令和8年6月末頃に開始予定です。
また、提出期限は日本側公募締切より早く、10月13日(火)を予定しています。相手国政府内での手続きに時間を要することがありますが、相手国の事情によらず締切までに要請書が日本政府に届いていなければなりません。
相手国政府内での締切は国によって異なり、上記10月13日(日本時間)より前に設定されることが通常です。
相手国での要請手続きや所要手数等について、相手国研究者を通して相手国担当省庁へお早めにご確認ください。
また、ODA要請書の様式についても、各国のODA担当省庁が定めていますので、
相手国側研究機関から所管省庁又はODA担当省庁に照会し受領してください。

■公募概要(予定)
*対象分野:環境・エネルギー/生物資源/防災
(注)感染症分野については、平成28年度より国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が公募を行っています。
感染症分野については、AMEDの公式サイトをご参照ください。
(https://www.amed.go.jp/koubo/03006/04/A_00004.html )

*研究期間:3~5年間

*予算規模:1課題あたり、1億円程度/年
(内訳)
JST:委託研究経費3,500万円程度/年
JICA:ODA技術協力経費 上限3億円/5年間、上限2.4億円/4年間、上限1.8億円/3年間

■公募説明会(予定)
日時:令和8年8月25日(火)15:00~17:00
開催形式:Zoomオンライン
JSTとJICAより、本プログラムの概要、公募に関するご案内、
経費の枠組みなどについてご説明する予定です。
参加方法等の詳細は、決まり次第公式サイトでお知らせいたします。

■ご参考
SATREPSとは: https://www.jst.go.jp/global/about/about.html
SATREPSの事業説明資料: https://www.jst.go.jp/global/public/shiryo/jigyoshiryo.pdf
公募・選考プロセス: https://www.jst.go.jp/global/koubo/selection_process.html
X: https://x.com/SATREPS
Facebook: https://www.facebook.com/Friends.of.SATREPS

■お問い合わせ先
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
国際部SATREPSグループ
e-mail: global(at)jst.go.jp ※メール送信時、(at)は@に置き換えて下さい。
電話: 03-5214-8085
担当:石鉢、森本

生研支援センターでは、「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」の第2回公募を開始しました。
本事業は、スマート農業技術の開発及び供給を迅速かつ強力に推進するため、
様々な関係者が実施するスマート農業技術に係る研究開発・改良の取組を支援するものです。

■公募期間:2026年6月12日(金曜日)~7月10日(金曜日)正午まで
 公募説明動画は生研支援センターウェブサイトに掲載しておりますので、適宜ご参照ください。

▼詳細情報は、下記URLをご参照ください。(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo2/offering/koubo/2025-3.html

【お問い合わせ先】
生物系特定産業技術研究支援センター (生研支援センター)
事業推進部 スマート農業技術支援課(担当:鎌田、石橋)
E-mail : kaihatsuka@ml.affrc.go.jp

公募人員:助教 1名

詳細につきましては、以下のリンク先をご参照ください。
https://www.ees.hokudai.ac.jp/ees/wp-content/uploads/2026/06/chikyuukankyo_kankyobunshi_Asst.-Prof._20270101.pdf

地球環境科学研究院ホームページ:https://www.ees.hokudai.ac.jp/

2023年12月9日(土曜日)茨城県自然博物館(茨城県坂東市)にて、日本微生物生態学会・日本菌学会・茨城県自然博物館共催の微生物観察会を実施しました。
第12回となる観察会では、コロナ禍以前の規模で開催することができました。30名の募集枠はあっという間に締め切りとなりました。90名近い応募をいただきました。多数の応募をありがとうございました。

 

微生物観察会『みてみよう!いきものミクロ☆たんけん隊』

身近な微生物について、未就学の子供達から小学生にもわかるように、楽しく丁寧な解説がありました。実験では、ヨーグルトの中の乳酸菌を観察したり、染色操作を行ったりと本格的な実験を体験しました。聞きなれないけど綺麗な水を作るのには欠かせない活性汚泥の解説まで、講師の先生による詳しい解説と、楽しいエピソードトークとともに、普段の生活では見ることができない微生物の世界を楽しみました。

解説

微生物の説明をしてくださる滝本先生

 

《ヨーグルト中の乳酸菌のグラム染色》
グラム染色法により市販のヨーグルトの中の菌を染色して観察しました。3つの試薬を順番通りに使って、顕微鏡で観察するためのプレパラート作りに挑戦しました。こぼさないように試薬をかけたり、1分間待ったり、細胞が流れてしまわないように慎重に水をかけたりと、本格的な微生物の実験に挑戦しました。
細菌はどのような形をしているのか?また、グラム染色ではどのような色に見えるのか?など、不思議がいっぱいの観察でした。

実験

自分の手で観察用の試料を作成します

解説

大学院生のスタッフの方々の解説を熱心に聞きます。

観察

「これな何だろう?」と近くの参加者と情報交換しながら観察しました。

観察2

大人も子供も時間を忘れて顕微鏡の世界に釘付けでした。

 

2026年 6月 1日

日本微生物生態学会会員の皆さま

平素は、当会の活動にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
6月1日付にて、役員選挙の公示を掲載いたしましたのでお知らせいたします。
https://www.microbial-ecology.jp/?p=12049

6月8日(月)より、役員選挙の投票受付を開始いたします。
投票権者の皆さまには、6月8日(月)にメールにて投票案内をお送りいたします。
以上、よろしくお願い申し上げます。

第22期 役員選挙管理委員会
委員長 青井 議輝

静岡大学理学部 生物科学科 助教または講師の公募(微生物学)

募集職種:助教または講師1名
専門分野:微生物学
応募締切:2026年7月31日(金)必着

詳細な公募要領につきましては、以下のリンク先をご参照ください。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D126050337

国立研究開発法人海洋研究開発機構では、今年度もダイバーシティ推進の一貫として、
出産・育児などのライフイベントで研究活動を中断した優れた研究者・技術者等に対し、
再スタートの機会を提供する「JAMSTEC リスタート支援公募」を開始しております。

【JAMSTECリスタート支援公募】
・研究職 (副主任研究員・研究員)
・准研究職 (准研究副主任・准研究員)
・技術職 (技術副主任・ 技術主任)

※いずれかの職種で若干名

※定年制職員への移行審査資格あり

締切:2026年7月20日(月)

詳しくはリンク先をご参照ください。
■日本語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/restart20260720/
■英語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/e/details/restart20260720/

【問い合わせ先】
国立研究開発法人海洋研究開発機構
管理部門人事部人事任用課 採用担当
recruit-app@jamstec.go.jp

国立研究開発法人海洋研究開発機構では、下記の公募を行っております。

【JAMSTEC新規大型公募】
先端的・横断的研究に挑む若手研究者公募

採用予定:5名程度(副主任研究員/研究員)
※定年制職員への移行審査資格あり
締切:2026年7月12日(日)

詳しくはリンク先をご参照ください。
■日本語ページ
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/jecr20260712/
■英語ページ
http://www.jamstec.go.jp/recruit/e/details/jecr20260712/

【問い合わせ先】
国立研究開発法人海洋研究開発機構
管理部門人事部人事任用課 採用担当
recruit-app@jamstec.go.jp