日本微生物資源学会第25回大会のお知らせ (一般演題4/20締切, 6/14-6/15開催@つくば)
6月14日から15日の日程で国立環境研究所(茨城県つくば市)にて、日本微生物資源学会第25回大会が開催されます。日本微生物資源学会は微生物研究の基礎となる微生物資源の保存機関の研究者が中心母体となっている学会ですが、2015年に旧・日本微生物系統分類研究会と合流することにより、微生物資源の保全及び持続的利用のみならず系統分類学の更なる発展を目指すことも目的としています。
第25回大会の詳細は上のURLでご覧いただけますが、6月15日(金)には、系統分類部会主催のシンポジウムが開催されます。当学会会員の花田 智 教授が企画した「微生物の系統とその機能が織りなす複雑なタペストリー」と銘打った本シンポジウムでは、筑波大学の野村暢彦先生、NITE/NBRCの森浩二先生、東大大気海洋研の吉澤晋先生といったユニークキャラを講演者としてお呼びし、系統を縦糸に,それらの機能を横糸として織られた複雑怪奇な“タペストリー”と喩えることができる微生物の歴史を「どうしてこのような怪しげな模様が描かれることになったのか?」、そして「どの様な機構がこれを形作ったのか?」といった興味深い問題を取り上げ,参加者とともにともに討議したいと考えています。
この後に行われる基調講演では筑波大学名誉教授の井上勲先生をお呼びして、「藻類がもたらした地球進化と生物進化」という大変興味深い演題でご講演を行って頂く事になっております。
微生物生態学会の会員の皆様にも是非ともご参加頂きたいと思っておりますので、周囲の皆様方への周知のほど、何とぞ宜しくお願い申し上げます。また、今回の大会では学生の大会参加費を1,000円、懇親会費3,500円(平成30年4月20日(金)までの事前参加登録)と破格の設定(!)をしておりますので、お知り合いの学生の皆様へも参加を呼びかけて頂けるなら幸いです。
なお、事前参加登録は、4月20日(金)まで上記のWeb Siteからご申請ください。
皆様におかれましては奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます。
以上