HS-248:

セルロースからのエタノール生産 〜身近な草来からアルコールをつくろう〜

井川 宏幸, 佐藤 ひとみ, 岡本 七海 東京都立科学技術高等学校 エネルギー源として利用されている石油は化石燃料であり有限物質のため枯渇が懸念されている。そこで、私たちは近頃話題となっているバイオ燃料に興味を持ち、その中でも特にバイオエタノールに注目した。現在、バイオエタノールはトウモロコシやサトウキビなどを原料として生産しており、人間の食料や家畜の飼料との競合が起き、食糧問題にも深くかかわっている。そこで、この問題点を解決できる生産方法はないかと考え、身の回りにあり普段は捨てられている校庭などに生える雑草からバイオエタノールを生成することとした。  植物の細胞
Posted On 06 10月 2015
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HS-249:

竹で環境を守る__—竹で生分解性プラスチックをつくる—

鈴木 智也, 種村 大悟, 村井 優人 東京都立科学技術高等学校 1.研究背景 現在プラスチックなどによる問題が深刻化してきている。 石油ではなく、活用法の少ない植物由来の生分解性プラスチックならば環境に負荷をかけずゴミも完全に分解される。そこで私たちの研究では竹由来のポリ乳酸の合成、生分解性プラスチックの作製を行い、環境問題について考察することを目的とした。 2.実験方法 2.1 リグニン処理 方法 各フラスコに粉砕した竹とNaOH、KOH、NH3を入れ、オートクレーブにかけた。その後濾過し、竹の変化を確認した。 結果と考察 NaOH、KOHで処理した竹は全体的
Posted On 06 10月 2015
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