2017年度生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017)のお知らせ(2017年12月6日〜9日開催予定)
微生物生態学会は、2017年度生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017、日本分子生物学会・日本生化学会共催に協賛学会として参加しています。(http://www.aeplan.co.jp/conbio2017/index.html)
ConBio2017には本学会からプログラム委員、協賛学会企画シンポジウムのオーガナイザーを推薦し、下記のシンポジウムを実施します。(http://www.aeplan.co.jp/conbio2017/japanese/program/symposium.html)
微生物生態学会の会員は、日本分子生物学会・日本生化学会の会員と同じ条件で、大会への参加、演題発表が可能です。(http://www.aeplan.co.jp/conbio2017/japanese/registration/index.html)
なお演題投稿受付期間は、2017年7月3日(月)~ 7月18日(火)と短いので注意してください。(http://www.aeplan.co.jp/conbio2017/japanese/abstract/index.html)
ConBio2017は一万人を越える生命科学系の研究者が一堂に会する大変に貴重な機会です。微生物生態学会からも多くの方の参加・発表をお願いします。
<微生物生態学会の提案によるシンポジウムのご案内>
シンポジウム名:地球生命圏を支える微生物 —その新たなる生態と機能
(Microorganisms creating biosphere on the earth: their novel ecology and functions)
日時:2017年12月7日(木)9時~11時30分(大会2日目)
場所:神戸ポートピアホテル、和楽(300席)
オーガナイザー:南澤 究(東北大学)、吉澤 晋(東京大学)
趣旨:
微生物は全ての生物の中で最も生息圏が広く、超深海や温泉などの極限環境から我々の腸内まであらゆる環境を住処にすることができる。これは、約40億年の時間をかけて作り上げられた微生物機能の驚異的な多様性を示すと同時に微生物が地球生命圏を支えていること意味している。本シンポジウムでは、様々な環境微生物研究の最新の知見を発表していただき、近年明らかになった新たな生態や生物機能について議論したい。また、生命科学研究やそれを支えるバイオリソース構築における非モデル生物研究の重要性と貢献ついても考えてみたい。
講演者と講演タイトル:
花田 智(首都大学東京)「温泉バイオマット −温泉に存在する特殊な微生物生態系−」
吉澤 晋(東京大学)「微生物型ロドプシン:光利用機構の多様性は我々に何を語るのか?」
稲垣 史生(海洋研究開発機構)「海底下生命圏における微生物生態系の機能と限界について」
菊池 義智(産業技術総合研究所)「昆虫の性質を決める共生微生物〜その生態・進化・分子基盤〜」
南澤 究(東北大学)「根粒菌の脱窒系と植物共生の進化〜微生物生態と生命科学の接点」
問合せ先:協賛学会推薦プログラム委員 早津雅仁(農環研)・吉澤 晋(東大大海研)