極限環境生物学会 第16回シンポジウム開催のお知らせ
平成26年4月10日
極限環境生物学会 第16回シンポジウム
シンポジウム委員会委員長 小西 正朗
「極限環境生物が秘めるストレス適応能力」
多くの生物にとって極限環境は極端なストレスを与えるものであるが、生物は独自のそして様々な戦略によりストレスに適応する。このようなストレス適応戦略は、農学・工学・医学等の様々な学術分野において関心の高い課題であり,極限環境のような極端な場合のみならず、様々なレベルのストレスに対して精力的に研究が進められている。またストレス適応を知ることは,近年さらに注目を集めるpolyextremophiles(複数の極限環境ストレスに適応した生物)を理解する上でも重要と考えられ、本学会員にとっても興味深い課題である。そこで本シンポジウムでは、ストレス応答をキーワードとして、各方面から演者をお招きする。各分野での最新のストレス応答研究に関する講演を通して、異分野交流を深める機会としたい。
専用ホームページ http://www.extremophiles.jp/symposium/2015/index.html
【主催】極限環境生物学会
【日時】2015年6月6日(土) 講演会 13:00~17:30 (受付開始 12:00)
懇親会 京都大学北部構内 北部食堂 18:30~20:30
【会場】京都大学 吉田キャンパス 北部構内 北部総合研究棟 益川ホール
住所: 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
TEL: 075-753-5081、FAX: 075-753-5088
【交通】
・JR京都駅から市バス(約35分) 【206系統】百万遍(徒歩10分)・【17系統】京大農学部前
・阪急河原町駅から市バス(約25分) 【201・31系統】百万遍(徒歩10分)・【17・3系統】京大農学部前
【プログラム】
13:00-13:05 開会挨拶
13:05-13:40 エタノールおよび発酵関連ストレス下における酵母のmRNA flux
井沢 真吾 先生 (京都工芸繊維大学) 座長:小西 正朗 (北見工大)
13:45-14:20 C1微生物の巧妙なストレス適応機構と多様な生育環境での生存戦略
由里本 博也先生 (京都大学) 座長:小西 正朗 (北見工大)
14:25-15:00 超好熱菌の低温ストレス応答
藤原 伸介 先生 (関西学院大学) 座長:布浦 拓郎 (JAMSTEC)
15:00-15:45 コーヒーブレイク/企業展示
15:45-16:20 植物の環境ストレス応答・耐性獲得の遺伝子ネットワーク
篠崎 一雄 先生 (理化学研究所) 座長:Richard CORNETTE (農業生物資源研究所)
16:25-17:00 植物の乾燥ストレスを制御するアブシジン酸の働きとその応用
岡本 昌憲 先生(鳥取大学) 座長:鈴木 宏和 (鳥取大学)
17:05-17:40 マメ科作物ササゲの乾燥に応答した花芽抑制の分子機構
湯淺 高志 先生(宮崎大学) 座長:峯岸 宏明 (JAMSTEC)
17:40-17:45 閉会挨拶
18:00-20:00 懇親会
【参加費】
一般 会員3,000円 非会員4,000円
学生 500円
【懇親会費】一般5,000円 学生2,500円
【申込要領】極限環境生物学会ホームページ(http://www.extremophiles.jp/)からお申し込みください。
【問合せ先】小西正朗 (北見工業大学バイオ環境化学科・シンポジウム委員長)
Tel: 0157-26-9402 Fax: 0157-24-7719
E-mail: konishim@mail.kitami-it.ac.jp