北海道大学電子科学研究所教授 公募

北海道大学電子科学研究所では、下記の公募を行っております。 詳しくはリンクをご参照ください。 【公募内容】 教授 1名 (生命科学研究部門 (新研究分野)) http://www.es.hokudai.ac.jp/news/2019-11-29-recruit/ 【締切】 令和元年11月29日(金)当日の消印有効 【問い合わせ先】 北海道大学 電子科学研究所 小松崎民樹 電話: 011(706)9434(直通) FAX: 011(706) 9434 Email: tamiki(at)es.hokudai.ac.jp  
Posted On 06 9月 2019
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2018年度日本微生物生態学会奨励賞・受賞の言葉(玉木 秀幸氏)

Close Encounters of the Third Kind 玉木 秀幸 この度は第4回日本微生物生態学会奨励賞という名誉ある賞を頂き誠にありがとうございます。審査を頂きました先生方ならびに関係者の皆様に心から御礼申し上げます。また今回、(五十音順、敬称略)五十嵐健輔、伊藤英臣、加藤創一郎、菅野学、北川航、草田裕之、玉澤聡、中井亮佑、成廣隆、Masaru K. Nobu、眞弓大介、山本京祐、米田恭子の13名の皆様にご推薦を頂きました。また堀さん、菊池さんからは熱い応援を頂きました。私は本学会の事務局庶務幹事を担当させて頂いていることもあり、当初、応募は全く
Posted On 06 9月 2019
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2018年日本微生物生態学会奨励賞・授賞理由(木村 浩之氏)

木村氏は、海洋プレート沈み込み帯に広く分布する堆積物層において、地質学・地球化学・微生物学を融合させた研究手法により、深部地下圏微生物の生理生態を学際的に解明してきた。特筆すべき研究成果は、1)深部帯水層に嫌気的温泉水およびメタンガスが蓄積されていること、2)水素発生型発酵細菌と水素資化性メタン生成細菌の共生、3)脱窒による窒素ガス発生の発見である。また、原核生物の 16S rRNA 遺伝子の GC 含量から、海底下に生息する微生物群集の生息温度を推定する新たな手法『微生物分子温度計』を開発した点は、独創的であり、測定困難な海底下の温度を知る上で革新的かつインパク
Posted On 06 9月 2019
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2018年度日本微生物生態学会奨励賞・受賞の言葉(木村 浩之氏)

BEYOND THE 微生物生態学 木村 浩之 この度、第4回日本微生物生態学会奨励賞をいただきました。ご推薦くださいました静岡大学の二又裕之先生に心より感謝申し上げます。また、選考委員長の太田寛行先生をはじめ、選考委員の先生方に厚く御礼申し上げます。 私は、2009年2月から2011年2月まで、米国マサチューセッツ州ボストンに留学していました。そこでは、海洋細菌のトランスクリプトーム解析を行いました。一連の研究結果がISME J.に掲載されたこともあり、意気揚々と留学を終えて帰国したことを覚えています。しかし、帰国から僅か2週間後、東日本大震災が起こりました。そ
Posted On 06 9月 2019
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2017年日本微生物生態学会奨励賞・授賞理由(池永 誠氏)

池永氏は、植物共存微生物の群集構造解析が進化的に原核生物由来の植物オルガネラや大量の植物DNAの存在のために困難であった問題を克服することを目標に研究を行い、ペプチド核酸(PNA)やロックド核酸(LNA)の特性に着目した植物共存微生物の群集構造解析を植物圏に生息している細菌と糸状菌の群集を対象に確立した。 温暖化等の地球環境問題が深刻化するなかで、環境保全型農業の取組が求められてきた。作物のマイクロビオーム研究は、基礎研究だけでなく微生物資材化や農業技術へのポテンシャルも含めて、世界中で急速に注目を集めているが、植物共存微生物の解析技術の高度化と簡便化がボトルネッ
Posted On 06 9月 2019
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2017年度日本微生物生態学会奨励賞・受賞の言葉(池永 誠氏)

分子生態学的手法を用いた植物共存微生物の群集構造解析法の確立 池永 誠 この度は名誉ある第3回日本微生物生態学会奨励賞の受賞者に選定頂き誠にありがとうございました。他にも数多くいる候補者の中から、受賞者にお選び頂きました事につきましては、非常に僭越ながらもありがたく受賞させて頂くと共に、鎌形洋一会長、南澤究選考委員長を初めとした選考委員、そして評議員の皆様に厚く御礼申し上げます。 この度受賞致しました一連の研究は、現在の鹿児島大学に赴任してから開始したものです。事の始まりは、学生時代に恩師木村眞人先生の指導のもと、分子生態学的手法を用いて水稲根に生息する微生物の群
Posted On 06 9月 2019
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2017年日本微生物生態学会奨励賞・授賞理由(中川 聡氏)

中川氏は、深海の熱水システムにおいて、培養困難な微生物の分離に成功し、さらに、ゲノム解析・比較ゲノムにより網羅的に物質代謝機能を理解し、ピロリ菌等の病原菌の起源にせまる重要な科学的発見をした。さらに、微生物学のみならず地球科学との境界領域で新らたな分野創出に期待される。特筆すべき研究の特色は、1)深海環境を試験内で再現した独自の培養法を構築し、深海低熱水活動域などの極限環境に優占する微生物群を網羅的に分離し、生理生化学的性状を解明した点、2)微生物学と地球化学・地質学を融合し、海洋の極限環境における生命活動を学際的に解明した点、3)海洋の極限環境微生物の全ゲノム解
Posted On 06 9月 2019
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2017年度日本微生物生態学会奨励賞・受賞の言葉(中川 聡氏)

微生態は、えぇ感じ 中川 聡 この度は日本微生物生態学会奨励賞という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。お忙しいなか選考にあたって下さった選考委員の先生方に深く御礼申し上げます。今回の受賞はひとえに関係者の皆々様のご支援ご鞭撻の賜であり、ここに改めて深甚の感謝を申し上げます。 微生物生態学会(以下、微生態)に初めて参加させてもらったのは、2001年の静岡大会でした。深海底熱水活動域から新規微生物を分離し性状解析した、という内容で発表しました。当時のメモには【「キノンは本当か、MASにかけた方が良い」と平石先生】とあり、せっかくの有り難く的確な御指摘にも関わら
Posted On 06 9月 2019
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